なぜエンジニアは猫が好きなのか、じわじわ伝わってくる動画3選

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エンジニアには猫好きな人が多いようです。猫は「その所作がかわいい」「気ままな所が良い」「何を考えているかわからない」など、探究心が強いエンジニアにとっては、同居相手としてとても魅力的な存在なのかもしれません。

今回はネットで話題の「An Engineer’s Guide to Cats」 シリーズの動画3本をご紹介します。 猫の生態についてよく観察すると、実はその生態が世の中のさまざまな現象と結びついていることがわかります。ちなみにこの動画シリーズのタイトルは、世界中でカルト的な人気を持つイギリスの作家Douglas Adamsの小説『A Hitchhiker’s Guide to the Galaxy』 (邦訳は『銀河ヒッチハイク・ガイド』)から取られているのだとか。

An Engineer’s Guide to Cats

この動画に登場するポールと彼のアシスタントのTJはどちらもプロのエンジニア。そして、出演している3匹の猫、オスカー、ジンジャー、ゾーイーはみんなポールと同居している猫たちです。ポールとTJは猫たちと過ごしている間に、「猫のアスペクト比と運動能力の関係」、「猫とエンジニアとの共通点」、「猫の芸術性と創造性」、「あなたのことなんて眼中にないわゲーム」など、さまざまな猫に関する生態を発見して、ここで紹介しています。

例えば「猫のアスペクト比」は、その値が高いほど猫が敏捷であるということを、オスカーが棚に飛び移るジャンプの様子から導き出しています。また「猫とエンジニアの共通点」として、毎回同じ食事を食べ続けても飽きることがないという点(カップラーメンを毎日食べているエンジニアさんとか、いますよね)が指摘されています。

そして本動画の一番の魅力は個性的な猫たち。例えばゾーイーはダラダラすることに長けているし、ジンジャーはダンスが大好き。オスカーはなんとアーティストとしてそのクリエイティブな才能を惜しみなく披露しています。そのうえ、猫と人間が協力すれば「猫ヨーデル」だってできてしまうのです。

猫がこんなにいろいろな才能を持っているなんて知っていましたか?

An Engineer’s Guide to Cat Yodeling (with Cat Polka)

先ほど紹介した動画にも出てきた「猫ヨーデル」。これを観た視聴者たちからポールとTJの元に問い合わせや連絡が殺到しました。自分の猫にも猫ヨーデルを歌わせようとしたがうまくいかない、と訴えてきたのです。中にはその様子をビデオレターで送ってくれた熱心なファンも居たようで、みなさん苦労しているのがよくわかります。

この声に応えて、誰でもできる「猫ヨーデル」の正しいテクニックを紹介しているのが今回の動画です。「猫ヨーデル」を実現するために必要なもの、それはまず主役となる猫。そして、練習の時に猫が暴れて爪を立てたりするとケガをしたりして危ないので、人間側にはプロテクター類も必須。最後に、猫と人間のコラボレーションです。少し時間はかかるかもしれませんが、絶対に「猫ヨーデル」ができるようになるマル秘テクニックが、本動画では惜しげも無く公開されています。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

An Engineer’s Guide to Cats 2.0 – The Sequel

数年前、Web2.0 という言葉がもてはやされていました。当時は何にでも「2.0」をつけたりしており、それがあることで、なんとなく時代の先を走っているような錯覚に陥ったものです。

そんな「2.0」バージョンの「An Engineer’s Guide to Cats」では、ポールとTJは「猫のアスペクト比」は猫の敏捷さと関係があるだけではないということを発見しました。彼らの研究はさらに進み、「猫のアスペクト比」はアメリカの景気動向にも連動していることも発見。中でもこの分野でのジンジャーの進化はめざましく、景気先行指数としての役割を果たしていて、しばしばスイス経済学者の調査を受けることもあるそうです。なんという素晴らしい猫に成長したのでしょう。

また、本動画のもう1つの見どころは、ゾーイーの重力を利用した運動。3平方センチメートル(彼女の前足のサイズ)あたり約5キロもの圧力を生み出すことができる彼女が、ニュートンの第3法則(あらゆる作用に対して、大きさが同じで向きが反対の反作用がある)の応用から、「あなたの股間に立つわよゲーム」でTJにどれほどの苦痛を与えたか、もうおわかりでしょう?

「An Engineer’s Guide to Cats」、3本の動画を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

実際に動画の中で紹介された現象や実験は冗談やパロディで、科学的根拠に基づいているものではありません。しかし、SF映画のパロディや物理学の法則がところどころに、うまくちりばめられていることに気がつくと、そのユーモアの本質に気づくことができるでしょう。もしこの動画を面白いと思ったならば、それはあなたがエンジニアである証なのかもしれません。

それでは、長寿と繁栄を(live long and prosper)!