美容室まで完備されたドワンゴオフィスはエンジニアにとって居心地の良すぎる場所だった!

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ドワンゴオフィスのここがすごい!

  • 社員への福利厚生でオフィスに美容室が完備されている!
  • 長時間働くこともあるエンジニアのために居心地の良さを大切にしている
  • カフェテリアの完備や、オフィス内に階段があるなどコミュニケーションを図りやすい工夫がされている

4月に開催されたニコニコ超会議3が大成功に終わったばかりの、ドワンゴさんのオフィスにお邪魔してきました。

ドワンゴさんは2013年の7月に明治座から歌舞伎座に移転したので、ちょうど移転1周年のタイミング。移転した時から話題になりまくりだったので期待値は相当高めだったのですが、そんな期待を軽く超えた凄さがありました! オフィス内に「TULLY’S COFFEE」や美容院(しかも有名店)が完備されていたり、コンシューマーゲーム機からボードゲームまで揃っている「路地裏スペース」、自分の好きなものを置いたり飾ったりできるエンジニアフロア、そしてなにより「ニコニコ」が大好きな仲間たち…と、「仕事場に来ているはずなのに居心地が良い」という素敵すぎるオフィスでした。

なんでこんなに居心地が良い場所にするのか、広報さんに聞いてみると、「川上をはじめ、ドワンゴ自体がエンジニア気質の会社であることもあり、エンジニアや、他の社員の個性や、個人の裁量による仕事の進め方を尊重しているため」と説明してくれました。つまり、拘束時間が長くなってしまうこともあるエンジニアさんのために、居心地の良さを大事にしているそうです。また、カフェテリアスペースをはじめ、オフィスの中にフロアを移動できる階段があったり、仕切りが少なく見渡しのよいオフィスや会議室の設計になっているなど、いたる所に、社員さん同士がコミュニケーションをとれる工夫がされていました。居心地の良さだけでなく、コミュニケーションのとりやすさまで考えているなんて凄いですね。

それでは早速、居心地の良いオフィスをご紹介していきます。ドワンゴのオフィスは歌舞伎座の後ろにそびえる歌舞伎座タワーの11〜15階。東銀座駅と直結し、地下からエレベーターで上がっていけます。駅チカは数多くあれど、駅直結でしかも外に出なくて良いってポイント高いですよね。地下2階の入口からエレベーターに乗ると…

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7Fのロビーに着きます。オフィスタワーの中にコンビニがあるって、それだけで外に出る回数を減らせて、地味に羨ましい。

DSC_0161ロビーを抜けて12階に上がると、受付があります。入口の両サイドでは動画が流れていました。

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受付入って左側にはもっと大きなスクリーンで動画が。ちょうど「みくみくにしてあげる」のとこでした。

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受付には相撲の番付表もありました。超会議3で使用したものでしょうか?

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ほかにも、ジブリの風立ちぬのフィギュアまで。

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めちゃくちゃ精巧に作られていました。

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受付には8つの会議室があるとのことなので早速見に行きます。まず行ってみたのは「ZERO」という会議室。会議室は歴代のニコニコのバージョンが名がつけられているそうです。

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白と赤のコントラストが、いい感じの会議室でした。

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次に覗いたのが「γ」。「γ」は僕の記憶が間違ってなければ、僕がニコニコのアカウントを作成した2007年の頃のバージョン名。当時は、「レッツゴー!陰陽師」や「中曽根ティーチャー」を狂ったように見ていました。懐かしいなぁ。

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一見すると普通の会議室ですが、

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壁にホワイトボードが完備されていました。

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せっかくなのでスナガレっと。

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その隣にあった会議室は「仮」。仮は採用の面接をすることが多い会議室だそうです。「仮」ですもんね。

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室内は、他の会議室に比べて重厚な感じでした。

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ほかにも、1番大きな会議室「Q」や「原宿」などの会議室がありました。受付エリアは以上です。

ここからはオフィスエリアの紹介です。まずはカフェテリアエリアから。休憩スペースになっており、お昼にはお弁当の販売もあるんだとか。カフェテリアの凄いところは、37脚すべてのイスのデザインが違うこと。細かいところまでデザインしてるなぁ。

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お弁当の販売はこんな感じ。

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壁にはテレビが埋め込まれていて動画が流れています。「ん?『TULLY’S COFFEE』のロゴ?」と思ったら…

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奥に「TULLY’S COFFEE」がありました! オフィス内にコーヒーショップがあるとか凄い!

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店員さんに「一番人気は?」と聞いてみたら、「キャラメルチョコクリームスワークルです!」って一度も噛むこともなくスラっと答えてくれました。ドワンゴのみなさん、甘いのお好きなんですね。

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カフェテリアの向かい側にはミーティングスペースがありました。なにこのイス、カラフルでかわいすぎる!

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イスの付け根部分が円形でかわいいなぁと思っていたら、その下にコロコロがついてました。座ったまま移動ができるそうです。なんだろう、それ聞いただけでワクワクしてきます。

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カフェテリアスペースの近くには会議室がもうひとつあって、こちらのイスはロッキンチェアー。ゆらゆら揺れながら会議できちゃいます!こっちのイスもワクワクしちゃいますね。

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そして、ロッキンチェアーの会議室の真正面には「路地裏スペース」と呼ばれる“自遊空間”が! 「路地裏」“自遊空間”というキーワードから、面白そうな気配がギュンギュンします。

※漫画喫茶「自遊空間」が併設されている訳ではありません。念のため。

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中へ入っていくと、目に飛び込んできたのはコンシューマーゲーム機の数々! プレステにXBOXにWiiに

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OUYAに、

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懐かしのメガドライブまで! ああぁ、これだけ言わせてください…「SEGA(セ〜ガ〜)」!!!

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ほかにも、ボードゲームもありました。ざっと数えただけでも40種類以上はありそうです。

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このボードゲームは「ドワンゴボードゲーム部」さんの所有物だそう。社外に持ち出さない限り、自由に使ってよいそうです! ドワンゴさんでは、ボードゲーム部以外にもサバゲー部やフットサル部など部活動(同好会)が盛んで、オフィス内のホワイトボードに勧誘や活動報告の書き込みがされていました。

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路地裏スペースをさらに奥に進んでみると、なんと仮眠ボックスまで! ほんと自遊空間ってコンセプト通り自由だな。

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ちなみにコレ、めちゃくちゃ居心地よかったです。ちょっとした仮眠どころか一晩いける心地よさでした。

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というわけで、「おやすみなさ〜い☆」。

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ほかにも、テレビが埋め込んである壁の奥にはお座敷スペースがありました。ここで、ボードゲームをやっている人も多いそうです。靴を脱いでお座敷に上がると、それだけで友達の家に遊びにきたみたいな親近感が湧いてきますし、お昼を食べたりゲームする以外に打ち合わせにも良さそうです。

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カフェテリアスペースは以上です。カフェテリアスペースの先に進んでいくと、階段がありました。フロアが違うとエレベーターで移動しないといけない会社って多いですが、オフィス内に階段があって移動しやすいのは良いですね。実際にこの階段のおかげで、以前のオフィスよりも、他部署とのコミュニケーションが活発になったそうです。

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階段を降りるとそこにいたのはダイオウグソクムシたん! かなりの大きさがあり、かわいいというより威厳がありました。

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このフロアはドワンゴコンテンツのフロア。フリーアドレス制になっていて好きな席で仕事ができるそうです。ちなみに、人影がまばらなのは、出社時間より早い時間にお邪魔をしたせいです。

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よく見るとどの席にもオレンジ色のポーチがついています。気になったので中を開けてみると、

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防災グッズが入っていました。ドワンゴさんってこういったところまでケアされてるんですね。なんとなくゆるいイメージというか、楽しさを追求しているイメージがあったので、まさかって感じで驚きました! なんかすみません!

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あと、各テーブルについていた、このコンセントが地味に使いやすそうでした。

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フリーアドレスではありますが、プロジェクトごとに集まれる場所も用意されていました。こちらは囲碁将棋の電王戦エリア。

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なかをチラッと覗いてみると

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将棋盤が置いてありました。詰め将棋の問題を配置しておくと、川上会長がたまに詰め将棋を解いて去っていくそうです。なんだろう、めちゃくちゃカッコ良いエピソードすぎて惚れ惚れしてまいそう。

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ほかにも社内会議室もありました。ガラス越しに見えるのはなにかと思ったら

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歌舞伎の定式幕! これは移転祝いに松竹さんからいただいたものだそうです。

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せっかくなので、かぶいてる感じで写真を撮らせてもらいました。

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お笑い芸人さんっぽいやつも!パァ( ᐛ )

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フロアを移動して、エンジニアさんがいるフロアにやって来ました。フロアの中央になぜか畳がありました。ここで、打ち合わせなどをすることが多いそうです。

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畳の近くでリラックマが、防災準備バッチリな状態で団子を食べていました。ぬいぐるみまで防災準備しているのはなんなんだろう…。徹底してるなぁ。

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こちらがエンジニアさんがいるエリア。天井になんかあるなぁと思って見てみると…

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提灯や、

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メイド服がぶら下げてありました。自由ですね。

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エンジニアさんの机はパーテションで区切られていて、自分の机は自分が仕事しやすいようにカスタマイズして良いそうです。そのため、各自かなり個性的な自分空間になっていました。ここからは、エンジニアさんの独自の世界観を見て行きたいと思います。まずは、コチラの机から。

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一見すると普通の机に見えなくもないのですが、机の上に水槽があって魚やカエルが飼われていました!

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水槽の上にはネコの置き物が。ネコが魚を狙っているっていうコンセプトなんだそう。ストーリーまで作りこまれた机でした。

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ほかにも、大量にマンガや雑誌が積み上がっている机や、

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大量にフィギュアが置いてある机もありました!

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魔法少女っぽい子がサイボーグ化してた。

 

フィギュアに関しては、1人ではなく2人で協力してレイアウトしている机までありました! これは、フィギュアやアニメに詳しくない僕でもテンションが急上昇するレベルで、ひときわ強い存在感を放っていました。

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フィギュアに、ちゃんと光が当たるようにライトアップまでされています。

 

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TULLY’Sのクマを抱えている子もいました。

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この空間のコンセプトを聞いてみると「夏」を意識したとのこと。季節ごとや変えたくなったタイミングでちょこちょこ入れ替えをしているそうです。ちなみに、ここにあるフィギュアの総額を聞いてみると、その場でざっと計算をしてくれ「17万円は超えている」と教えてくれました。ここまで作り込むと、もはや家にいるより心地よい空間ですよね。

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ほかにもなにか、個性的な机はないかなぁと歩きまわっていると、個性的な机ではなく、人がいました! 眠っているところを起こすのは失礼だとは分かりつつも、起きてもらいました。だって、こんなの見せられたら頭部をツンツンしたくなるし、顔とかみたいじゃないですか!?

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というわけで、無理やり起こして、

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写真を撮らせてもらいました! 壁紙が素敵ですね☆

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この方は、エンジニアの志賀さんで、ニコニコ動画のプレーヤーの企画開発担当者とのこと。せっかくエンジニアさんに会えたので、お仕事について色々聞いてみようと思っていたら、なぜか血管年齢が若いって話で盛り上がってしまい…

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特技のけん玉を見せてもらうことに! 玉を持って、けん先を穴に挿す技「飛行機」に挑戦してもらいました。

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目にもとまらぬ早さで…

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技をキメてくれました! キメ顔もバッチリです!

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けん玉を通してすっかり仲良くなったところで、志賀さんから友情の証にセガサターンの名作「サクラ大戦」と、

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イデオンのプラモデルをいただきました! あ、ありがとうございます。これ、いらないもの処分なんじゃ。

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エンジニアフロアはこんな感じです。いやぁ〜、自由も自由すぎてびっくりでした! 各机ごとに個性が出ていてまとまりがないように見えるけど、全体として見ると、なんか“っぽさ”が出ているという、まさに「ニコニコ」を表してるようなフロアでした。それでいて仕事のしやすさが伝わってくるので凄いですね。

そして最後に案内してもらったのが、ここ「artifata(アルティファータ)」。artifataは2014年4月にオープンしたばかりの社内向け美容室。表参道にある美容室「artifata」のスタイリストによるカットやスタイリングのサービスが受けられます。

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中に入るとイケメン美容師さんが社員さんの髪を切っているところでした。社内システムで手軽に予約ができるそうです。

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奥には、シャンプー台もあるので行ってみると、志賀さんが髪を洗うところでした!

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顔に紙をかけて、

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髪を洗われています。まさか、オフィス訪問で美容室の写真を撮ることがあろうとは…!

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さすがドワンゴさんだと言わざるを得ないのがコレ。髪を洗っている様子をニコ生で配信できるそうです! カット中も鏡の上にGoProをつけて、配信が可能になるとのこと。ヘアカットまでコンテンツにしてしまうのはさすがです。

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終わった後のドライヤー。次に髪を切るときはサイドをもっと刈り上げるかどうかで盛り上がっていました。

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店内では、カット中に作業できるようにWi-Fiや電源が完備されていたり、作業用のデスクも用意されていました。ここら辺の心遣いはさすがですね。せっかくなので、美容室をオープンすることになった理由を広報さんに聞いてみました。

曰く、美容室のテーマは「古き良き日本の文化」で、昔は大企業や官庁などにはよく併設されていた床屋を、現代の形に合わせてデザインし直したものがこの美容室なんだとか。オフィスに美容室が完備されることで、社員さんが身だしなみを整えることはもちろん、時間の節約や、隣に座った他部署の方々と何気ない会話を通じて、コミュニケーションの活性化を狙っているとのことでした。仕事に没頭しがちで、気づいたらあんまり会話をしていなかったり、ファッション含め身だしなみがルーズになりがちなエンジニアさんにはピッタリな福利厚生かもしれません。

オフィスの紹介は以上です。

最後に、歌舞伎座タワーに移転してからの変化について伺ってみました。

「歌舞伎座に移転して、オフィス内を階段で簡単に行き来できるようになったことや、仕切りの少ないオフィスになったことで、他部署との連携も取りやすくなりコミュニケーションが増えた」とのことでした。他部署の連携以外にも部活動などでの交流も増えるなど、プライベートな交流にも繋がっていると語ってくれました。

ドワンゴさんのオフィス、いかがでしたでしょうか?

コーヒーショップや休憩室、路地裏スペースに美容室とまで完備とオフィスから外にでる必要がないのも羨ましいですね。僕も部活動だけでもいいから仲間に入れて欲しいと思うオフィスでした。ほんとに居心地良かったなぁ。

ドワンゴさん、ありがとうございました!

(砂流恵介)