独立起業!「働きすぎ」に陥らないために必要なこと

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こんにちは、プロブロガーのイケダハヤトです。

まだ東京で消耗してるの?」というどうしようもないタイトルのブログを書いております。ご存知の方がいたらとても嬉しい気分になります。

 

独立すると働きすぎてしまう問題

ぼく、フリーランスになってそろそろ4年が経つのですが、ずっと解決されていない悩みがあるんです。というのも、フリーランスになってからというもの、つい「働きすぎてしまう」んですよ。

朝起きたらまずMacBook Airを開く。朝食をサクッと食べて、またPCに向かう。お昼ごはんを食べて、またPCに向かう。夕方に一度切り上げるも、夕食後、再びPCを開いてしまう。移動時間や食事中ですら、スマートフォンでメールチェックし、その場で返信を書いてしまう。気がつくと、一日中画面に向かって何かをしている…。

油断するとそんな感じで毎日を過ごしてしまい、労働時間で見ると12時間以上働く日も珍しくありません。

独立して感じたことですが、会社に在籍している最大のメリットというのは、半ば強制的にオン/オフを区切ってくれる点にあります。始業時間があり、就業時間がある。会社が「休み」を用意してくれ、休暇を取ってもしっかり給料は支払われる。会社にはそういう仕組みがあるので、安心してオフの日を楽しめるわけです。

一方、フリーランス、起業家はそうはいきません。ぼくらは普通に仕事をするかぎり、休めば休むほど収入も落ちていきます。一方で、働けば働くほど収入は増えていきます。

そういう状況ですと、人間というのは労働時間と収入を最大化させる方向に動いてしまいがちです。かくして、「暇さえあればPC、スマホの画面と向き合っている人間」ができあがってしまうわけです。

 

1. 売上目標を定める

そんなわけで、独立・起業時の働きすぎを防ぐためのライフハックを伝授しましょう。

まずはとてもシンプル、「売上目標」を定めることです。

際限なく働いてしまうのは、目標管理がうまくできていないからです。ぼく自身がまさにそうだったのですが、独立初年度は売上は高ければ高いほどいいと思い込んでいて、働きすぎてしまったんです。バリバリ働いた結果、初年度の売上は700万円くらいでした。

ですが、冷静に考えると、うちは当時共働きだったということもあり、そんなに稼ぐ必要性ってなかったんですよね。誰かを雇う予定もないので、売上で400万円もあれば、とりあえずビジネスと生活を継続させることができてしまいます。

そう気付いてからは、年間の売上目標を400万円程度に設定し、「際限なく稼ごうとしない」マインドセットを整えるようになりました。2014年度は5月の時点で400万円の売上を確保できたので、それ以降は「もう目標達成したし、頑張らないでいいや〜」と気楽に構えることができています。

 

2. 心を鬼にして仕事を断る。

とはいえ、目標達成しても、人間というものは仕事をしつづけてしまうものです。

ぼく自身も、早々に今年の目標を達成したはずなのに、今もこうして「HRナビ」で原稿を書いてお金を稼いでいるわけです。お前は何をやっているんだ、矛盾しているじゃないかという感じですが、こういう仕事は楽しいのでつい受けちゃうんです。楽しい仕事をやっておりますと、いつの間にか、相変わらずのワーカホリック状態になっていたりします。

というわけで、働きすぎないためのライフハックその2を伝授します。

「心を鬼にして仕事を断る」。これです。

仕事を断るのはとても勇気がいることです。仕事上のパートナーとの関係性を崩してしまうリスクもあります。しかし、時にぼくらは、決断力と覚悟をもって、仕事を断るべきです。そうしないと、働きすぎてしまいますから。

ぼくは仕事を断る上でのルールを作っておりまして、「ワクワクしない仕事は受けない」「一泊二日の出張が入る仕事は受けない」「土日の仕事は月に2回までとする」なんてことを守っています。これらのルールに抵触する場合は、大変申し訳ありませんが、お仕事のオファーを断らせていただいております。

働きすぎに悩むみなさんは、ぜひ「断るルール」を考え、遵守しましょう。ぼくはマイルールを意識するようになってから、だいぶ仕事を減らすことができるようになりました。

 

3. パソコンを触らない。

その3はシンプル。パソコンやスマホを触らないようにしましょう

ぼくの場合は、午後5時にパソコンを閉じるようにしています。一日の終わりに日記を書いているのでそのときは開いてしまうんですが、日記を書き終えたら、心を鬼にして画面を閉じます。PCは片付けて、その後はゆっくり本を読んだり、妻とお茶を飲んだり、仕事をしないように心がけています。

ここは「一切触らないようにする」のがミソです。仕事をするつもりはなくても、パソコンを一度開いてしまうと、何をやっているかわからないけれど、いつの間にか時間が吸われています。ジョジョでいう何らかの「スタンド」が憑依していると思った方がいいレベルです。

 

4. スマホからSNSアプリを削除する

スマホに関してもパソコンと同様に「触らない」工夫が必要です。ですが、スマホはこれが難しくて、どうしても日常生活で触る必要が出てきてしまいます。ご存知の通り、今やスマホは、旅行や買い物を楽しむ際にも必須アイテムになっておりますから…。

ではどうすればいいのか。ライフハックその4。ばばん。つい仕事をしてしまう原因となる、SNS系のアプリを削除しましょう

ぼくは先日、フェイスブックアプリを削除しました。フェイスブックって、つい見てしまうじゃないですか。通知とかチェックしちゃって、そのままメッセージ返信をしちゃったり…。心を鬼にしてフェイスブックアプリを削除し、通知もすべてオフにしています。

メールアプリ、メッセンジャーアプリは流石にインストールしていますが、こちらも夕方以降は開かないようにしています。もともとメール返信は嫌いなので、この点は問題なく開かずに済んでおります。ツイッターに関しては仕事でどうしても必要なのでアンインストールできていませんが、こちらも仕事時間以外は開かないよう自省しております。

 

5. 仕事以外の予定を入れる

大方の日本人は真面目ですから、「仕事をしていない時間」というのに、耐えられないと思うんです。ぼく自身も、何も予定がない日は、仕事をしなくてもいいと思いつつ、やっぱり仕事してしまいます。有給が貰えるサラリーマンと違い、ぼくらは休むとその分収入も減るわけですから。

というわけで、仕事をしないための工夫として、仕事以外の予定を強制的に入れてしまうことをおすすめします。

友だちと遊ぶ、家族で出かける、やりたかったゲームを買って楽しむ、漫画喫茶にこもってマンガを読みまくる…なんでもOKです。とにかく、休みたいのなら、まずは空白を埋めることです。

ぼくはいい加減仕事をしすぎる自分に嫌気が差してきまして、最近、近所の公民館の楽器練習ルームを定期的に予約するようにしました。予約を入れておけば、必ず足を運ぶことになります。家にいるとつい仕事をしてしまうので、強制的に街に出るわけです。「書を捨てよ、街に出よう」ならぬ「スマホを捨てよ、街に出よう」。まぁ、スマホはやっぱり持っていくんですけど。

 

経験上、家にこもって仕事をしていても、どこかで行き詰まるんですよね。思い切ってまったく関係のないことに時間を注いでみると、意外なヒントが得られたり、新たな人とのつながりが生まれたりします。

スティーブ・ジョブズの「connecting the dots」ではありませんが、「今は仕事をせずに遊んでいるけれど、この活動は、いつかどこかで自分の仕事につながってくる」と考えると、罪悪感ゼロで余暇を楽しめるようになると思います。

 

というわけで、働きすぎたくないのだけれど、つい働いてしまうぼくが実践しているのは、「売上目標を定める」「パソコンを触らない」「スマホからSNSアプリを削除する」「仕事以外の予定を入れる」なんて工夫です。

みなさんが実践している「仕事をしないための技術」があればぜひぜひツイッターやフェイスブックで共有してみてください。個人的に長らく悩んでいるテーマなので、気になります。

(イケダハヤト)