多国籍ハッカーが集まる「Indeed Tokyo」オフィスの異国感がすごい

2012年9月にリクルートに買収され、同社の完全子会社となった米Indeed。転職情報に特化したサーチエンジンを開発する企業だ。現在Indeedでは、米国テキサス州オースティン本社に次いで、日本オフィスを開発拠点の中心にしようとしている。

2015年2月、拡大を続ける同社の開発部隊は、恵比寿にオフィスを移転した。同オフィス内に一歩足を踏み入れると、そこが日本であることを忘れてしまいそうな雰囲気が広がっている。日本を意識して作られた部分が多いはずなのに、さまざまな国から集まった社員が多いせいか、まるで外国のオフィスを訪問している気分に陥ってしまうのだ。

それもそのはず、9月現在で同社の恵比寿オフィスに常駐するスタッフ約90人のうち、日本人の数は半数にも満たない。中国、ロシア、アメリカと、多国籍なハッカーらが、米国本社でも取り入れられている六角形のキュービクルの中にある自席はもちろん、社内のさまざまな場所で自由に仕事をしているのだ。社内の公用語は当然のごとく英語。月曜~木曜のランチタイムには無料でお弁当が配られ、カフェテリアの大きなテーブルを囲んで皆が和気藹々と食事を楽しむ姿が見られる。

今回は、そんなIndeedの恵比寿オフィスを紹介しよう。

オシャレカフェかと思いきや……

エレベーターを降りるとそこはすでにIndeedの世界。社名が書かれていなければここが本当にオフィスなのか疑ってしまうような雰囲気だ。

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オフィス内には六角形のキュービクルがたくさん。狭すぎることもなく、かといってメンバーと遠すぎることもないという絶妙な距離感が保たれている。

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立って作業をすると効率が良いらしく、立ったままコードを書くエンジニアも多い。すべての机は立って作業できるよう調整可能となっている。

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1人あたりの座席スペースはなかなかの広さ。まるで男子高校生の部屋のように賑やかな座席もある。

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各チームでは毎朝、日々の仕事の進捗具合を確認するスタンドアップミーティングが行われる。それぞれが担当している仕事の内容、当日の予定、困っていることなどをここで報告する。

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このチームは、給与機能を担当するチーム。どんな機能か聞いてみると、「さまざまなデータから、給与が明確に提示されていない求人についても目安となる給与がわかるような機能を開発しているんだ」と説明してくれた。同チームのメンバーの国籍は、フランス、ロシア、フィジー、フィリピン、タイとさまざま。日本人はいなかった。

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会議室の名前はアニメキャラ

社内で投票によって決められたという会議室の名前には、アニメのキャラクター名が採用されており、各会議室内にモニターが設置されている。

会議室以外にも、休憩や作業、ミーティングなどに利用できる場所がオフィスのさまざまな場所に設けられている。ここは一見カフェのような眺めの良い窓際席。

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靴を脱いで入るスペースも。ここも全面が窓になっていて眺めが良く、リラックスの場ともなっている。

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階段を上がると、枯山水をイメージしたカーペットが。クッションは岩をイメージしている。

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より大きな岩のクッションも。掘りごたつ式の座席ではミーティングもよく行われている。

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ボードゲーム「枯山水」を発見。枯山水風の部屋で枯山水をプレイするとは、何とも味わい深い。

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将棋や囲碁も用意されていて、自由に利用できる。

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さまざまなタイプの椅子を用意

オフィス内は自由な場所で仕事ができる。オフィスのあちこちに置かれた椅子はユニークで、気分によって異なる椅子に座って作業することが可能だ。

Indeedカラーの青が鮮やかなソファ。丸い宇宙船のような椅子は、外部の音が遮られるので集中したい時にオススメだ。

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寝袋のように見えるが、これはクッション。これに体を委ねて仕事をするエンジニアもいるのだとか。

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この不思議な物体も実は椅子である。正直座り心地はあまり良さそうに見えない。

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こちらの椅子なら、ずっと座っていたい気分だ。マッサージチェアは2台用意されている。

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通常のオフィスでは見かけない遊び道具もたくさん

Indeed社内には、通常のオフィスではあまり見かけないものもたくさん目にすることができる。これは銅鑼。銅鑼をならすのは、入社した人が初めてコードを書き、それが本番環境にデプロイされた時。続々と社員数が拡大する中、銅鑼の音を聞く機会も増えているという。

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広々とした社内を移動するために、キックボードを使う人もいるそうだ。

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娯楽のために別途設けられた部屋もある。そこには大型スクリーンとゲーム機の数々が。

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ピンボールマシンも用意。ちょっとした息抜きができそうだ。

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ビリヤードは昼休みの人気アクティビティーのひとつ。本気の戦いが行われている。

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巨大ハンモックも用意されている。これにくるまってしまえば、こっそり昼寝ができそうだ。

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懸垂機でプチ運動もできる。その奥にある小さなハンモックのようなものは、ブランコのように利用できる椅子。とにかく椅子の種類が多い。

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オフィスの空きスペースには卓球台とフェンスが置かれていた。今後ますます拡張中のオフィスの様子が伝わってくる。

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少しわかりにくいが、なんとここはシャワー室。自転車通勤の人たちは、シャワーを浴びてから仕事を始めるそうだ。

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シャワー室のタオルは、使用後自分で洗濯するのがルール。乾燥機つきの洗濯機の存在がうれしい。

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いよいよランチタイム!

さて、みんな大好きランチの時間だ。カフェテリアには今日のランチが並んでいる。ベジタリアンの人には、ちゃんとベジタリアンミールが用意されている。

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今日のランチはジャージャー麺。サラダもついている。デザートはスイカだ。このようなランチが週4日無料で提供される。

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大きなテーブルを囲んでみんなで仲良くお食事。とてもおいしそう&楽しそうである。

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ランチだけでは物足りない人のために、スナック類も数多く用意されている。朝食用のシリアルも種類が豊富だ。どうぞご自由に。

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オススメのスナックは、野菜不足になりがちな若者の味方、ベジップス。ジャンキーな気分で野菜が摂れる優れもの。

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なぜかスパイス類もたくさん。米国本社からのおみやげも多く、テキサス州の香りが漂ってくる。ただし、かけ過ぎには注意。

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調理はできないが、やたらとオシャレなキッチンも設置されている。

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飲み物もすべて無料。立派なコーヒーマシンも置かれている。

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ペットボトルの飲み物も飲み放題。ビールも用意されているが、それは終業後までおあずけだ。

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今回のオフィスツアーでお世話になった人事統括室のみなさん。IndeedのTシャツを着用し、愛社精神を見せてくれた。どうもありがとうございました。

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